ハコミとは 
認定コース 
ワークショップ 
認定セラピスト 
ハコミ用語集 
書 籍 
リンク 

 

ハコミ用語集 (50音順)

アクセス

マインドフルネスの意識状態の中で、その時起こっている体験に注意を向け、そこに留まるのを援助する技法(今起きている体験を具体化するために質問をしていく、など)。また、コア・ビリーフに向かっていくこと(「深化」と呼ぶ場合もある)。

 

アクノレジメント(共感の表明)

コア・ビリーフの現れであるような、毎日の生活の背景にいつでもあり、体にしみこんでいる体験について共感的な言葉をかけること。小さな実験として行うこともある。その場合は、クライアントがマインドフルネスの状態にいるとき、ゆっくりと共感の言葉をかけることをいう。

 

コア・ビリーフ(無意識が深く信じ込んでいるもの)

意識の深層に潜み、体験や反応が起こる前にそれらを組織化し、動かしているもの。その人が外からの刺激をどのように感じ、行動するかに重大な影響力を持つ。一般に、幼児期の体験、記憶、イメージや、それによって信じたことや、決心したことに関連していることが多い。

 

コンタクト

セラピストが、「今ここで」クライアントに起きていること(感情、体の動き、など)を言葉でフィードバックすること。また、話の内容やテーマを要約して伝える場合もある(サマリー・コンタクト)。基本的に、コンタクトは「私はあなたと共にここいて、あなたのことをちゃんと分かっていますよ」という、クライアントへの暗黙の意思表示である。

 

システムからのジャンプ

コア・ビリーフにより決定されている固着した行動パターンをシステムと呼ぶ。セラピーのプロセスで、セラピストがそれに巻き込まれ、クライエントの行動パターンの相手役を演じることがある。このパターンに気づき、それをワークしてそれから脱出(ジャンプ)することは、プロセスの円滑な推進のためにも、クライエントの気づきのためにも重要である。

 

チャイルド

子どものころの記憶、感覚、思考形態、会話パターンを再体験する意識状態。クライアントのコア・ビリーフの変容を援助する段階では、そうしたチャイルドの意識状態とワークすることが多い。

 

小さな実験

クライアントの無意識にどのようなビリーフが潜んでいるかを確かめてみるために行うちょっとした実験。たいていは、マインドフルネスの状態で行い、何らかの刺激(言葉、動き、など)に対して、自分の中で何が起こるかに気づいてもらう。

 

テイクオーバー

クライアントが無意識のうちに行っている、自らの体験をコントロールしようとする何らかの努力を、セラピストが肩代わりしてあげる技法。それによって、自発的なプロセスの展開を自然な形で促していく。また、クライアントの抵抗を自然に受けとめ、無理なく次の段階へと深めていく上でも非常に有効。言葉によるものと身体的なもの、受動的なものと能動的なもの、などがある。

 

トラッキング

クライアントが体験している内容とその流れを追っていき、相手に「何が起こっているのか」を常に認識し続けること。たとえば、しゃべり方、話のテンポ、抑揚、声の調子、話の内容、顔の表情、しぐさ、身ぶり手ぶり、身体の動き、姿勢、呼吸、感情の変化などのすべては、クライアントにそのとき起こっている体験を表現しているシグナルであり、体験を理解する手がかりである。それを認識し続けることがトラッキング。いいトラッキングは、いいコンタクトへと繋がっていく。

ナリッシュメント

何らかの「いい感じ」を呼び起こし、その人の心を満たしてくれるような、癒しや、やすらぎの体験。それは、クライアントが意識の深い部分で求めている体験であり、特にコア・ビリーフの変容を援助する段階においては、このような体験を(チャイルドが)十分に味わうことが、重要な意味をもつ。

 

ノンバイオレンス(非暴力)

ハコミの基本原理のひとつで、いっさいの強制を行わないこと。セラピストは、アドバイスや解釈を与えるよりも、クライアントの中で起こってくる体験の自発的な展開のプロセスを受容し、それを意味あるものとして積極的に見守り、その体験の中に留まり続けられるような援助を行う。それによって、安全な場と信頼関係を築き、クライアントの深い自己発見のプロセスを支援していく。

 

バリア(障害)

感受性豊かで、満足できる状態になろうとする、有機体としての人間の自然な成長プロセスを妨げている固着した思考・行動パターン。ハコミでは、基本的なものとして、「洞察バリア」「実行バリア」「受容バリア」「完了バリア」の4つを挙げている。

 

プローブ

(少なくとも潜在的には)肯定的な言葉をマインドフルネスの状態で聞いてもらい、クライアントの無意識がそれを受け取るかどうかを確かめる実験。多くの場合、コア・ビリーフに近づいていくための入口として行われる。一般的には、言葉を投げかける形で行うが、言葉を使わない場合もある。

 

マインドフルネス

緊張がなく、ゆったりとしていて、しかも内面に向かって集中している意識状態。雑念がなく、無意識から起きるイメージ、内なる声、体の感覚、記憶、感情などに気づきやすい意識状態。瞑想で言う「観察する自己」に近い。ハコミ・セラピーは、この意識状態で行われることが多い。

 

ラビング・プレゼンス

ハコミセラピーの最重要概念のひとつで、セラピストが保持すべき、注意深くかつ愛に満ちた意識状態を言う。その根底にあるのは、始めから何かを相手に与えてあげようとするのではなく、むしろスピリチュアルなレベルでの「糧」(「スピリチュアル・ナリッシュメント」と呼ばれる)を相手から積極的に受け取ることを通じて、まずは自らを深く満たしてあげようとする行為だ。そうすることにより、相手を十全に尊重し、受け入れようとする姿勢が自ずと生まれ、深い信頼感に裏打ちされた癒しの場が無理なく自然に創られていく。 

 
 

Hakomi of Japan